あさイチ すきまピカピカ術 2023年9/5
水回りの水垢の掃除
・使い古しの歯ブラシ
・歯磨き粉
使い古しの歯ブラシの毛先を切り、歯磨き粉で磨くとシンク周りの水垢がとれる
冷蔵庫のゴムパッキン
・綿棒
・お湯
冷蔵庫のゴムパッキンは劣化しているので綿棒でやさしく汚れをとる
ほかにもキーボードやイヤホン掃除にも
蛇口と金具のすきま掃除
ざる掃除
・重曹1%のお湯(ふつふつ煮立たせる)
・歯ブラシ
鍋はステンレスで。アルミ製はダメ
しっかり乾かさないと菌が繁殖する
伏せて乾かすのはNG。上向きにして乾かす。10分おいたら斜めにして上下にザルをふって水をきる
ラグ、カーペット
・ゴム手袋
浴室のすきま
・車の洗車ブラシ
・お風呂用洗剤
床面はとんとんとたたくように
毛足が長く柔らかいブラシ
扇風機、サーキュレーター、ブラインド
・水でぬらした軍手
・ゴム手袋(指を怪我しないように内側につける)
リモコン
・スライム
リモコンの下に敷く
窓のサッシ
・定規
・ぞうきん
タオルをまきつけ、3点があたる角度にしてすべらせる
体のすきま掃除
歯のすきま
・大さじ1〜2杯の水
高速ぶくぶくうがい
上下左右10回ずつ
強い水圧がポイント
リフトアップ効果もある
:
爪のすきま
・ゴム手袋
・泡ハンドソープ
15分つけおき
へそのすきま
・オリーブ油数滴
ばんそうこうを貼って寝る。翌日ふきとる
*1:ここに脚注を書きます
イラストでよくわかる上限1,800万円新NISA8つのポイント✕投資の基本 寺澤伸洋
東大卒・FIRE経験者の著者だそうです。
新NISAの理解のために必要な事前知識
金融商品について
・株式
・投資信託
・REIT(リート)
株式
企業が資金調達の目的で発行した証券のこと。
たとえば企業が株を10万株発行して大勢の投資家が1株あたり1,000円で購入したとすると1億円が企業に入り、投資家たちの手には株式が手に入る。
株を持つメリット
・配当金をもらえる
・株主優待をもらえる
・値上がり益を狙える
配当金をもらえる
企業が生み出した利益を株主還元する。持ち株数に応じて受け取れる現金。
配当金が支払われる時期は企業の決算時期によって異なるが概ね年に1、2回。
決算の2〜3ヶ月後くらいに受け取る。
すべての企業が配当金を支払うわけではない。
企業によっては利益があっても配当金を支払わないし、逆に利益がなくても配当金を支払う企業もある。
ただし配当金を株主にわたすとその分株価が下がる。1株50円の配当金を企業が出した場合、株価が50円分下がる。この現象を「配当落ち」と呼ぶ。
さらに配当金に現金がかかるから配当をもらった瞬間はトータルではマイナス。
ただし経営状態がいい企業だと配当落ちで株価が下がったときに多くの投資家がその株を欲するので再度株が買われて株価が戻るケースが多い。
成長企業を買っていると長い目で見たらプラスになる。
株主優待をもらえる
株主優待は配当金と同じタイミングでもらえるが、配当金は半期に一度、株主優待は年に一度ともらえる回数が違う場合もあるのでチェック。
多くの投資家からお金を集めて、それをプロが運用して得た利益を投資家に分配する金融商品のこと。
株式投資はまとまったお金が必要だが投資信託は小学から購入可能。
株式投資と同様に元本割れのリスクは有る。
投資対象をいくつも組み合わせて購入しているので株式投資よりはリスクが分散されている。
投資信託には「アクティブ運用」と「パッシブ運用」の2種のスタイルがある。
アクティブ運用:「日経平均株価」「S&P500」代表的な企業の時価総額から計算される「指数」がある。この指数を上回る成績を目指す運用スタイル。運用のプロが調査、分析し銘柄を選んで運用する。
パッシブ運用:指数に連動する運用成果を目指す運用手法。
アクティブ運用よりパッシブ運用のほうが機械的に運用できるため、販売手数料や投資報酬などのコストが少なく済む。
アクティブ運用のほうが成績が悪い。パッシブ運用がおすすめ。
投資信託は分配金を自動で再投資してくれる。
不動産バージョン投資信託。プロが不動産投資をし、賃貸料収入や不動産の売買益を投資者に配当する。実際に自分で不動産を所有、運用するよりも楽。
上場投資信託。日経平均株価やNYダウのような指数に連動するように運用されている投資信託の一種。
投資信託との違いは取引所に上場しており、株式のようにリアルタイムで取引できること。ETFは投資信託と株式のと口調を併せ持つ。
ETFには分配金の再投資の仕組みがない。すべて自動化できる投資信託がおすすめ。
長期投資のコツ
一回で大きい額を一気に投資しない
未来は誰にもわからないので投資したら上がるか下がるかは50%の確率を思う。
複数回に分けて長期で分散投資をする
時間の分散。買う時期を少しずつずらす。もし株価が下がっても株価が低いところで買って購入単価を少しずつ下げることができる。下落リスクをカバーできる。
長期で積み立てるなら指数を買う
将来その企業がどうなっているかわからないので個別企業株に全力投資はおすすめでない。日経平均、S&Pに投資する。
一定金額ずつ少しずつ分散させて購入する投資方法。成功させるコツは株価を見ないこと。淡々と決めた時期に買う。
運用を忘れていた人が一番パフォーマンスが良い。
新NISA8つのポイント
成人は1人1,800万円の投資枠がもらえる
この投資枠内で生まれた利益は非課税
生涯投資枠の上限は入金額で計算
生涯投資枠は買った金融商品を売ることで復活する
投資枠は2種類に分かれている
2つの投資枠では買える商品が違う
投資枠に入れられるお金には様々な制限がある
年間投資枠は、その年内には復活しない
年間投資枠は、その年内には復活しない
バケツ(生涯投資枠)に水を入れるためのコップは1年間に成長240万円、つみたて120万円の合計360万円。
バケツに入っている水は出し入れ可能だけど、コップは違う。
1年間にもらえるコップの水は360万円分。これをバケツに入れると減る。バケツの水を出したときにコップに戻せればいいが、ルール上コップには戻せない。
つみたて投資枠に込められた国の思い
国民に損を出さないよう少額ずつコツコツつみたててもらいたい。
個別株投資に失敗し株価0は避けたい。
国民には日経平均株価やS&P500のような指数に投資をしてほしい。
つみたて枠が成長枠と比較し上限金額が低いのは、少額をコツコツ積み立てることを意識した枠だから。
つみたて枠:金融庁選定の長期/積立/分散投資に適した投資信託(ETF含む)。個別株は不可。
「貯金から投資へ」を加速し、老後資金の構築を促進する。
投資をすると複利効果が得られる
複利:運用で得た収益を当初の元本にプラスして再び投資することで得られる収益のこと。利益が利益を生み、お金がどんどんふくらむ。
60万を年5%の利率で運用すると63万円。そのまま63万円を運用すると66万1500円となる。
このように再投資して大きくなった元本に利率をかけて得られる利益。
35年運用した場合
5万円✕12ヶ月✕35年=2,100万円
毎月投資して年平均5%で35年運用すると4,500万円になる。
投資は長く続ければ続けるほど複利効果の恩恵を受けられる。
新NISAのイマイチな点
・選べる金融商品の数が少ない
・他の口座と損益通算ができない
つみたて枠:金融庁選定の長期/積立/分散投資に適した投資信託(ETF含む)。個別株は不可。国側の思いが入ったルールなのでしかたない。
NISA口座は特別口座や一般口座と違って、損益通算や繰越控除ができない
損益通算
A証券会社で100万円の利益
B証券会社で80万円の損失 トータル利益20万円
証券会社をまたいだ場合、確定申告をすると損益を通算して税金を計算できる。これが損益通算。20万円に対してのみ税金を払えば良い。
繰越控除
ある年に損失が出ている場合、確定申告をすることで3年間損失を繰越して投資の利益から控除できる。
「投資で損が出た場合、確定申告をしておけば向こう3年間は投資で利益が出ても損失と相殺して税金を安くできる」ルール
NISA口座の損益通算と繰越控除
NISA口座での損失は税務上ないものとみなされ、損益通算も繰越控除もできない。
A証券会社の特定口座で100万円の利益
A証券会社のNISA口座で80万円の損失
同じ証券会社であってもルール上村駅通算できないので20万円と少しの税金を払わないといけない。
NISA口座で損失を出しても、損失を繰り越すこともできない。
NISA口座で頻繁に損失を確定せず、長期投資に利用するのが吉。
インフレのリスクを回避しろ
いろんな値段があがっている。このとき怖いのが資産を現金のままおいておくこと。貯金の一番のリスク。
デフレは経済の停滞。消費が低迷し、給料も上がらず物価も下がる。それよりはインフレで物価が上がり給料があがったほうがいい。実際日本は年2%のインフレを目指し経済政策をしている。
しかしインフレで物価、給与が上がっても今までためていた現金は価値が下がる。
(20ヶ月分の食費をためていたのに一気に10ヶ月分の食費に)
どうすればインフレによる資産価値の減少を回避できるか。その回答の1つが投資。
株式はインフレに強い資産。
企業の収益が増えるとその企業の価値は上がる。
株価指数に投資する。
NISA枠外での投資について
現状NISA枠がいで投資をしているなら止める必要はない
2024年になってから売却してNISA枠で買い直せば、2023年からNISA枠で投資していたのと同義(損失がでていた場合)
含み損がでていれば売却時に税金はかからない。
新NISAで投資した金融商品が値下がりしたときは
・慌てず売ろうとしない
・ドルコスト平均法の積立なら暴落はチャンス
・一度設定したら株価をみないくらいがちょうどいい
老後2000万円問題について
・あくまで平均的な試算
・大きな医療費や老人ホーム代は含まれていない
・住居費がかなり低く試算されている
・おそらく老後2000万円では全く足りない
基礎から学ぶ新NISA「超入門」DaiGo(渡邊大悟)
まぎらわしい著者名です。
NISAという言葉
「少額投資非課税制度」イギリスのISA(アイサ)「個人貯蓄口座」がモデル
2014年に一般NISA
2018年につみたてNISA
がスタートした。
NISAの優遇制度
通常株式や投資信託の金融商品に投資した場合、これらの売却益や配当に対して約20%の税金がかかる。
NISAは「NISA(非課税口座)」内での利益に税金がかからなくなる制度。
なぜNISAが始まったのか
売却益は配当にかかる税金は2013年末まで景気対策・株価対策のために証券優遇税制が適用され、半分の10%になっていたのが終了してしまった。
そこで代替措置としてイギリスの制度を参考に、家計の自助努力に基づく資産形成を支援・促進を図るために考えられたのがNISA。
NISAの現状
一般世帯:5,570万世帯
NISA口座:1,753万口座
→約30%の普及率
一般NISA545万口座、つみたてNISA147万口座は実際の買付が行われていない
→20%のみ
「勧められて仕方なく」「何を購入すればいいかわからない」「資金が準備できない」「制約が多くて利用しづらい」
2022年11月
政府はNISA口座1,700万口座を5年間で倍の3,400万口座に増やす「資産所得倍増プラン」を発表
2022年12月
NISA制度の抜本的改革が決定路線に乗ってきた
なにがどう優遇されるのか
①年間投資枠は120万円+240万円=360万円
②非課税保有期間=無期限
③口座開設期間=恒久
④非課税保有限度=1,800万円
⑤非課税保有限度額(枠)=再利用可能
1,800万円以下ならずっと非課税で投資ができる。
つみたて投資枠=「契約に基づき定期かつ継続的な方法」
例:毎月1万円
証券会社によっては月ごと以外にも選べる場合がある
毎日、毎週、3ヶ月、6ヶ月
⚠購入期間を伸ばすことはおすすめしない
「分散投資」はある一定期間ごとに継続して購入することでリスクを減らす
積立額の途中変更もできるし、積立を一時停止もできる
ただ、投資の利点は長く続けることによる複利効果にあるから少しでもコツコツ続けたほうが良い
今は無期限非課税と言っていてもいずれ無期限ではなくなる可能性も0ではない。
成長投資枠は投資信託と上場株式への投資が可能
つみたて投資枠では「定期かつ継続的な方法」による投資に限られているが、成長投資枠ではこの制限がない。
現行NISAに取り組むべきか否か
2023年中に口座開設すると新NISAの口座もそこで作成される。
新制度スタートまでの練習期間になる。
ただ、無理せず知識を蓄える準備期間といてもあり。
一定投資
仮に毎月2万円✕30年間、年利5%をだせるファンドに投資し続けられたら…
総額720万円の投資で1,600万円の残高。
年利5%は個人投資として目標にすべき数値とされる。
実現するポイント「長期✕分散✕積立」
複数のファンドに10年以上の長期間投資で不可能な目標ではなくなる。
最後のジュニアNISA 浅見陽輔
ジュニアNISAとは
・非課税期間は5年間
・上限は年間80万円
・18才までお金を引き出せない
2023年で廃止
それまで使っていた人たちを納得させるためジュニアNISAをすでに使っている人に対しては制限が大幅に緩和される
・18才まで引き出せないという最大のデメリットがなくなった
・非課税期間が5年から18才になるまでとなった
・ジュニアNISAで購入した株や投資信託は子どもの資産になる。現金化しても親の資産ではないため家計費や住宅ローンの支払いには使えない。塾や入学金など子どものために使うのはOK。
楽天証券でジュニアNISA
・手数料が無料
・不要な営業を受けない
・操作がわかりやすい
ジュニアNISA口座解説の流れ
①必要書類の準備(親子マイナンバーカード、住民票)
②未成年口座の開設申請
→楽天証券側で審査(1〜2日)
→未成年口座の開設
③ジュニアNISA口座の開設申請
→楽天証券側で審査(1〜2日)
→ジュニアNISA口座の開設完了
子どもの住民票
世帯全体の情報が記載されているものを取得する
未成年口座やジュニアNISA口座は18才になると使えなくなるので子ども名義で新しく証券口座を作らなくてはいけない。
ジュニアNISAで買えるもの
・日本国内の株式
・投資信託
選ぶポイント
・長く持てる商品(安定企業)
株式には保有コストがかからないが投資信託は持っているだけでお金がかかる
売買のベストタイミングはわからない
長い目で見ると緩やかに値段は上がっていく
コントロールできない部分はきっぱり諦める
相場より自分の買う準備ができたら買う
投資信託の運用方法は大きくふたつある
インデックス型:S&P500などの指数に連動する
アクティブ型:一定のテーマに沿って投資
アクティブ型は人件費がかかるため、信託報酬が高い
・株主優待狙いはジュニアNISA投資に最適ではない。非課税メリットだけを最大化するなら投資信託や優待のない株を狙う
・子どもの教育目的なら優待投資は魅力的。子どもが小さいうちから自然と投資に触れられる
・すかいらーくは店舗が多く使いやすい飲食銘柄。業績も好調だが利回りは飲食の割にやや低め
相場の大暴落をどう乗り切るか
投資をしていると必ずどこかで相場の大暴落を経験する
2020年コロナショック
2022年ウクライナ侵攻
対処①
何もしない。いくら資産価値が下がろうが株や投資信託を手放さない
今、資産の価値が暴落しても10年後にその価値がどうなるかはわからない
対処②
投資額を増やす。株価が大暴落したときこそ狙っていた株式を安く買える
みんなが弱気になる相場こそチャンス。相場が大きく下がったときは株や投資信託も割安で買える絶好のタイミング
【まとめ】現役銀行員・証券アナリストが教える新NISA
目次
知識編
第一章 新NISA「7つのルール」
①「1,800万円までお金が入るハコ」が全員もらえる
②ハコの中で増えたお金には、税金がかからない(売却益・配当金)
③ハコの上限1,800万円は「入れたお金」でカウント
④ハコの中身は出し入れ自由
⑤ハコに入れられるお金は年間360万円(つみたて投資枠・成長投資枠)
⑥上限1,800万円のうち「成長投資枠」は1,200万円まで
⑦今までの「NISA」とは別のハコとして扱う
第二章 新NISAのメリット ベスト5
①非課税保有期間が無期限に
②投資枠が大幅拡大
③枠の再利用ができる
④年間の枠は使い切らなくてOK
⑤これまでのNISAとは別の扱い
第二章のポイント
2024年からの新NISAはこれまでのNISA制度と比べて「超大幅なアップデート」。
実践編
第三章 2023年に取るべき行動
大まかな投資方針〜旧NISAを使うほど、将来の選択肢が増える〜
優先度:高 つみたてNISA
優先度:中 ジュニアNISA
優先度:低 一般NISA
「NISAの枠を超えた投資」はなるべく控える
第四章 2024年からの動き方
・年内に枠を使い切らないと…という心配不要
・基本的に枠(ハコ)の外で投資しない
・お金が必要になったら新NISAから資金を切り崩す
「投資額1800万円」が最終的なゴール
第五章 どの資産に投資するか、「投資目的」により最適な投資先は異なる
多少のリスクは覚悟し資産を増やしたい人
①eMAXIS Slim米国株式(s&p500)
②eMAXLS NASDAQ100インデックス
③iFree日経225インデックス
とにかく大事な資産を守りたい人
①SBI・全世界株式インデックス・ファンド
②たわらノーロード バランス(8資産均等型)
お金を増やすだけでなく今を楽しみたい人(株主優待)
優待株は分散投資したほうがリスクを抑え、もらえる優待品が増える
第五章ポイント
①「アクティブファンド」は基本的に手を出さない
②「生存バイアス」を知る
③最も効くべきは「利害関係のないプロ」の話
新NISA制度のコンセプト
国:国民にどんどん投資してもらい、経済を潤わせてほしい。そして国民に豊かになってもらい投資をもっと当たり前にしたい。
→「投資でも受けても税金がかからない」制度。
新NISA「7つのルール」
①「1,800万円までお金が入るハコ」が全員もらえる
「一生使えるハコ」が一人一個、ハコには1,800万円まで入る。子どもは18才になったらハコがもらえる。
このハコには1,800万円までの株・投資信託を入れることができる。
⚠投資信託:「お金を預けてくれたらあなたのかわりにプロが運用します」という商品
②ハコの中で増えたお金には、税金がかからない(売却益・配当金)
ハコの外でお金を増やしてしまうと、税金がかかる。
売却益:100万円の株が120万円に上がったので120万円で売り「20万円分の利益が確定」した→税金がかかる。
200,000円✕20.315%=40,630円
売却益=キャピタルゲイン
配当金による利益=インカムゲイン
投資信託の利益還元=分配金
③ハコの上限1,800万円は「入れたお金」でカウント
ハコの中でどれだけお金が増えても、ハコの上限は変わらない。
例
100万円の株をNISAのハコに入れた。入れられる金額は残り1,700万円。
〜1年後〜
株が120万円まで上がり、3万円の配当金を受け取った。
ハコの中身は123万円。でも、ハコに入れられる金額は残り1,700万円。
株や投資信託を勝ったときの金額でカウントされる。
金融庁ワード:「簿価残高方式で管理(枠の再利用が可能)」
簿価=買ったときの価格 例100万円
時価=値上がり・値下がり後の価格 例120万円
④ハコの中身は出し入れ自由
ハコの中身を取り出すと上限が復活する。
例
100万円入れたうち、50万円を売った。
1,800万円−50万円=1,750万円まで新たにお金を入れることができる。
金融庁ワード:「枠の再利用が可能」
⑤ハコに入れられるお金は年間360万円(つみたて投資枠・成長投資枠)
ハコの上限は1,800万円だが、1年間で360万円までしか入れられない。360万円の内訳は「つみたて投資枠120万円」「成長投資枠240万円」
つみたて投資枠=「ずーっと持っておくのにベストな資産」「長期投資に適するもの」
・年間120万円まで投資できる
・長期投資に適した投資信託が購入可能
・比較的リスクもリターンも低い商品
ずっと持っておくのに適さない投資=株の一点張り
全資産を一つの株に一点集中させるのは非常に危険な行為。
この方法で利益を大きく増やせるかもしれないけどその一点が外れると一気にお金を失う投資というよりギャンブル。
ギャンブルではなく資産を守るための投資は分散投資。
「つみたて投資枠」=守りの投資「資産を守るために分散投資ができる商品」
例:たわらノーロード バランス(8資産均等型)
日本の株式
日本の債権
先進国の株式
先進国の債権
新興国の株式
新興国の債権
日本の不動産
先進国の不動産
普通にひとつひとつ買おうとすると大変。
個人で債券を買うのは手間。不動産も買おうとすると土地一つで数千万円は必要。
でもこの「たわらノーロード」を10万円分買うと自動的に1/8ずつ資産が分散される。
このようにいろんな資産を分散できる商品(資産の積み合わせセット)を「投資信託(ファンド)」と言う。
分散投資の例
1,000万円で1社買うよりも100万円で10社買う
100万円で10社買うよりも10万円で100社買う
10万円で買うよりも1万円で1,000社買う
1社の株だけを買うのではなくなるべく多くの株を買う。仮に投資先の1社が倒産しても資産が0になることはない。
・日本の株だけを買うよりも世界中の株を買う
・株だけを買うよりも株・債権(国債)・不動産(土地や建物)を買う
これも分散投資。
・日本の経済全体が落ち込んでも海外株が上がれば資産を守れる
・世界の経済全体が落ち込んでも、債権や不動産が上がれば資産を守れる
成長投資枠 攻めの投資
・年間240万円まで投資できる
・一般的な株式・投資信託が購入可能
・比較的、リスクもリターンも高い商品
投資信託でも比較的リスクが高い商品がある。
例:テーマ型投資信託
・IT関連企業株ばかりを集めた投資信託
・金融関連企業株ばかりを集めた投資信託
・エネルギー関連企業株ばかりを集めた投資信託
「業界一点張り」になってしまう。
大きく儲かる可能性もあるがその分リスクも大きくなってしまう。だから長期間持つことが前提の「つみたて投資枠」ではなく、収益を重視する「成長投資枠」で買うことができる。
⑥上限1,800万円のうち「成長投資枠」は1,200万円まで
・つみたて投資枠=ローリスク・ローリターン、長期投資向け、上限なし
・成長投資枠=ハイリスク・ハイリターン、短期〜中期投資向け、上限1,200万円まで
⑦今までの「NISA」とは別のハコとして扱う
旧NISA
つみたてNISA800:長期・分散投資を目的とした制度
一般NISA600:株など一般的な投資を広めるための制度
ジュニアNISA400:子どもの資産形成を進めるための制度
第三章 2023年に取るべき行動
大まかな投資方針〜旧NISAを使うほど、将来の選択肢が増える〜
将来の選択肢を増やす一つが「2023年に旧NISA制度を使う」こと。
優先度:高 つみたてNISA
優先度:中 ジュニアNISA
優先度:低 一般NISA
「NISAの枠を超えた投資」はなるべく控える
つみたてNISA
・年間40万円までの投資が非課税となる
・非課税期間は投資してから20年間
・投資できる商品は一定の基準を満たした投資信託
ジュニアNISA
・子ども1人あたり年間80万円までの投資が非課税となる
・18才未満の子どものみ利用できる
・非課税期間は子どもが18才になるまで
一般NISA
・年間120万円までの投資が非課税となる
・非課税期間は投資してから5年間
・投資できる商品は一般的な投資信託や株
・つみたてNISAと併用できない
2023年の動きおすすめ
①ふみたてNISAをフル活用
(40万円、非課税期間20年)
②余裕があればジュニアNISAをフル活用
(80万円✕子どもの人数、非課税期間1〜18年)
新NISAのハコと旧NISAのハコは別のハコとして扱われる。
攻めの投資
「ある程度のリスクを抑えつつ」資産を増やす方法
投資信託選ぶポイント
①しっかりリターンを得られる
②リスクが極端に大きくない
③信託報酬(持ち続けるための手数料)が安い
→2024年からのNISA制度は基本長く持ち続けることを目指す。なので毎年払う「信託報酬」は安いほど助かる。
①eMAXIS Slim米国株式(s&p500)
【商品性】
「全米全体の株価と連動する」商品で、米国全体の株価が上がれば価値が上がる。
米国企業を代表する約500の企業が採用されている「S&P500」という株価指数がある。
この投資信託は米国株に幅広く投資し、S&P500指数に連動するような仕組み。
【信託報酬】
0.0968%
楽天証券で販売する全投資信託の中で信託報酬は最安。長期保有には非常に向いている商品。
【総合評価】
長期的に大きなリターンが期待でき、かつ信託報酬が最安の超優良ファンド。
過去10年でずっと伸び続けている。
②eMAXLS NASDAQ100インデックス
【商品性】
違いは連動する株価指数で、「NASDAQ100」という株価指数に連動する。
これは「米国のNASDAQ市場に上場する企業100銘柄」からなる指数。
情報技術系の企業が多いのが特徴。
【信託報酬】
0.44%
【総合評価】
ある程度リスクをとっても高いリターンを目指したい人には良い。
短期的にみると①とほぼ同じ動きだが、長期で見ると大きく上回る。
S&P500指数「米国企業全体の株価」
NASDAQ指数「米国企業のうち最先端企業のみの株価」
長期でみると「米国企業の中でも特に成長率の高い企業を集めた指数」
ただし景気が悪いと大きく下がる。
比較的ハイリスクハイリターン型なので例えば「新NISA投資のうち20%を②に投資する」というように分散させるのがおすすめ。
③iFree日経225インデックス
【商品性】
日本を代表する企業225社に投資する商品。
「日経平均株価」とほぼ同じ値動き。
【信託報酬】
0.154%
【総合評価】
日本国内の大企業に投資する商品。日本は米国と比べて経済成長率が低いのでメインに持つには向かない。
が、①や②に100%投資すると米国一辺倒になってしまう。
なのでサブ的に③を持つという方法も。
守りの投資
①SBI・全世界株式インデックス・ファンド
【商品性】
前世会の株式に投資する商品。米国だけ不景気になってもある程度資産を守ることができる。
【信託報酬】
0.1102%
【総合評価】
特徴は分散効果。米国連動と比べると「期待リターンを犠牲にしてリスクを抑えられる」イメージ。
NISAを使ってリターンを得つつリスクもある程度抑えたい人向き。
②たわらノーロード バランス(8資産均等型)
【商品性】
日本の株式
日本の債権
先進国の株式
先進国の債権
新興国の株式
新興国の債権
日本の不動産
先進国の不動産
の8資産に均等に投資する商品。
「株式型」の投資信託と比べて大きなリターンは期待できないが、どんな状況でも比較的安定して資産を守れる。
【信託報酬】
0.154%
【総合評価】
安定性重視の商品。
好景気→株式や不動産は上がる⇔債権は下がる
不景気→株式や不動産は下がる⇔債権は上がる
「どんな局面でも資産価値が下がりにくい」が売り。
このようなバランス型商品のデメリット
・後継機で資産を増やせるチャンスを逃す
・資産が下がりにくいと言っても下がる場合がある(ウクライナ侵攻)
用語集
投資信託(ファンド)=いろんな資産の詰合せセット
2023年8月車検
9/9までに車検を受けないといけないのにのんびりしていてギリギリになってしまった。
以下覚書。
車検に必要なもの
車検証
保険証
納税証明書
かかった費用
約7万円
うち印紙代などは現金支払いのみ。
代車のガソリン代1kmあたり15円
まず予約。
こちらとしてはすぐに車検予約をするつもりでいたけれど
「まずは見積もりだしたほうがいいですよね?」
と言われ、そうした。
見積もりのときに荷台に設置の棚を撤去してくれと言われる。
また、納税証明書も持っていったもののなんと去年のものだった。
やはり一度みてもらってよかった。
見積り後に改めて車検予約。
それが8/30の9:00〜。
代車は軽自動車を希望した。
車検当日
車検セットと車の鍵をもって車屋さんへ。
最初に諸費用を現金で支払い。
車検をうけるときの承諾書?と代車を借りるときの承諾書に署名をして、預り証を受け取る。
代車はガソリン代精算が必要で、1kmにつき15円かかると言われた。
また代車は自損事故を起こしたら保険が降りないと注意があってめちゃくちゃ怖かった。
預ける前に一緒に車の外観点検。
ぐるっと一周して「傷はついてないですよね」と。
これはビッグモーターの一件から?以前からやってるのかな。
9:00に預けて、当日17:00頃には終了の電話が鳴った。
残りの代金はクレジットカードで精算。PayPayも可能だった。
預り証を見せて、預けていた車検証セットを返してもらう。
新しい車検証と車に貼るシールが届くのに時間がかかるので、週末土日に取りに来てくださいと言われる。
「土日はお仕事お休みですか?」ときかれ、久しぶりに仕事人とみられて小さくじーんとした。
代車のガソリン代の精算は…と思っていたらサービスしてくれた。
9kmくらいしか使ってなかったからかな。
ボックスティッシュ5個セットのやつももらえてラッキー。